金魚が

バケツの水が5杯くらい入る程の大きな壺に、5匹飼っていた金魚はたった1匹になって、2年程が経っていました。このところの猛暑に朝夕猫ヒタの水やりの度に、如雨露の水2杯ほどをバチャバチャと乱暴に入れてやっていました。娘に「飛び出ちゃうんじゃないの」と言われつつ「大丈夫」言い返す日々でした。3日前の夕方、さくらが玄関先に出ると水面に上がってきていた金魚が姿を見せません。翌日夏季休暇の息子と買い物に出た車の中でその話をしたところ「外で干からびていたよ」と言われ、帰宅後確認してみると門扉のそばの花台の下でカラカラになっている金魚を見つけました。

 

「ごめん」口に出して謝っても後の祭りでした。夕立の激しい雨に流されたのか、壺の水が流れる道筋沿いに横たわっていたのです。庭に埋めようとシャベルですくい上げてみると、小さな骨とからからに乾いた半分だけの皮になっていたのです。蟻にでも食べられたのでしょうか、自然の循環を見た思いがしました。今朝は主のいなくなった壺を洗って日光消毒です。