織りたくて

サクラで染めた古布の裂き糸、やっぱり織りたい気持ちが募って、織りかけの布を急いで終わらせ4m強の布になった後、仕上げが終わり機が空きました。次はいよいよサクラの裂き糸でと、経糸用の糸探しでみつけたのは2年ほど前に伊豆から持ち帰ったタブノキで染めた糸です。茶色味の強い、薄い桜色の裂き糸より少し赤味の桜色の糸を見つけて機に掛けました。裂き糸は同じ染汁の中で染めても、布によって少しずつ色味が違って単調な経糸の中でほのかな変化を見せてくれて、嬉しい仕上がりになりそうです。

 

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