どんぐりのはかま染2

試し染めをしたどんぐりのはかまの染色。昨日Sさんに電話して「何とも言えない色ってどんな色?」と聞いてみました「本を読んでいたら書いてあったの、何とも言えない色って。実際にその色を見ていないからわからないの」「えっ、そうなの。あなたの想像する何とも言えない色ってどんな色?」「わかんない」さくらは自身が想像した通りの色だったので「やっぱり」と思ったのです。江戸時代の染め色では四十八茶、百鼠と例えられた通り、鉄媒染ではほとんどが灰色味に染まるからです。さくらにとっては好きな色味でもあるので、あまり本意でない色になった時は鉄媒染で逃げることがほとんどです。昨日からの続きで2枷の木綿の2種類の糸をどんぐりのはかまで染めて鉄媒染した糸を染めあげ乾燥中です。今回がどんな色になるのか楽しみです。

 

今年の冬は寒さが厳しくしかも物価上昇があらゆるものに広がっているという情報が毎日のように溢れています。この地域に廻って来る灯油屋さんの呼び声もやはりかなりの高額です。15畳の我が家のリビングもエアコンだけでは足元が冷たくて、去年の冬は古いラクダの毛布を使って2枚のひざ掛けを作り重宝していたのですが、「ポンチョみたいのがあるといいね」と言う言葉に何種類かの手織布を出してみました。「膝もくるめるとあったかいかも」という事で、以前おりひめ工房に行っていた頃誰も手を出さないで放置されていたアルパカの糸を引き取ってヨモギで染め、有るだけの糸で織っておいた布があることに気がついて4枚はぎの大きなひざ掛けにしました。裏もつけてずれが生じないように縁篝りと3本のジグザク縫いで仕上げました。娘と二人で掛けても十分な大きさとアルパカの温もりで満足のいく出来になりました。目的なくただただ織っておいた布、さくらの精神安定剤のような織仕事ですが時々自主的に、時々頼まれてする針仕事で役に立つ事もあってそんなときは「良かった」と思えるのです。先日もおりひめ仲間のIさんが、夏前に縫った生成りのワイドパンツを気に入ってくれて持って帰りました。寒くなってきたのでこれから穿くウールのワイドパンツを縫っておこうかと考えているところです。