紅葉を愛でて

昨日の夕方の事、翌日に備えてストーブのタンクに灯油を入れに庭に下りました。この時期はブルーベリーの紅葉が美しく、毎年のように落葉した葉を見ると集めてリビングのテーブルの上で眺めています。今年は藍染の角皿の上で赤が映えて目を楽しませてくれています。近くのお宅のドウダンツツジも鮮やかに染まった葉がこのところの冷え込みで一気に葉を落として裸木を晒して一層の寒さを感じさせています。

 

12月もあと2週間になって、暫く会っていなかった仲良しのSさんと久しぶりに少し離れた公園まで歩くことにしました。紅葉の時期もそろそろ終わりと言うこの時期、乾いた落ち葉を踏みしめながら早すぎる紅梅の花に驚きを覚えつつ歩き回ったのでした。帰りを意識しながら歩いていて見つけた鮮やかに紅葉した、手のひらほどの大きさの落ち葉を拾って持ち帰りました。名前を調べたところモミジフウ、アメリカフウという事が分かり、さらにいつも拾ってくるとげとげの果実がこの木の実という事もわかりました。クリスマス飾りなどにも使っていた実がモミジフウの実という事が思いがけずわかって少しの嬉しさを感じた朝でした。