機を

おりひめ工房が解散し、さくらの自宅はおりひめ仲間が多い地域ではなかったこともあり、高齢だった師が亡きあとは、一人でときめて工房に通っていたので、この6、7年は自宅で一人機織りを楽しんできました。次は自分が亡きあとをと考える年齢になり、手持ちの糸の整理を考えながら、日々相変わらずの機織り作業を楽しんでいます。古いおりひめ仲間から手元に届いた機があり、何年か前に古い知り合いに織りの手ほどきをした際に、その機を譲ったのですが、彼女も家庭の事情で続けられなくなって、機が手元に戻ってきました。その機をどなたかの手元にと考えていましたが、おりひめ仲間のIさんからの連絡で、織りの指導を続けているおりひめ仲間に届けられるかもと言う情報が届いて、連絡を待っています。どなたかの所で有意義な時間のお手伝いになるならという思いで、良き方の手元に届くことを願っています。