成果なし

雪の一日、暖かなリビングで、ようやく決まったデザインと布と格闘した結果は散々な結末を迎えて、形にならずに(せずに)終わりました。夜になってから、ふと気になっていた、大きな手提げの持ち手を作り直し付け替えて、今日の成果はこの持ち手の付け替えだけという、ちょっとがっかりな一日となりました。

3月に開催される狂言の会の事前学習会があり、日時が合わずにこの何年か行けないでいたので、今日は気分転換を兼ねて出かける事にしました。今年で21回となる「狂言入間川を観る会」は入間川が流れる地元で、同じ名前を冠した狂言を上演したいという、熱い思いを持った方々の思いを受けて、この地に在住する大蔵流狂言師の山本家の一門総出の狂言観賞会です。

毎年の事ですがボランティアの方々のご苦労の割に、集客に結びつかず、ファンとしては、もう少し観客のいる会場で演じさせてあげたいと思うのです。人間国宝山本東次郎師の舞台と共に、毎回最後に聞ける狂言に関するお話は、師の人柄が窺えるような、真摯なお話で楽しみなひと時です。

  「狂言入間川を観る会」
    日時 3月27日(金)
    開場 12:15  開演 13:00
    会場 狭山市市民会館(大ホール)
    入場料  前売り 3,500円  当日券 4,000円
         学割  1,000円
    曲目 「入間川」「釣狐」「呼声」「地蔵舞」