染めと織り

今日は小寒、頂いた賀状のお返しはもう寒中見舞いです。何人かの方へは寒中見舞いをと思っていますが、七草過ぎにと心を決めて、3日ほど前から煮出していたビワの葉の染汁で少し多めの毛糸を染めました。色の手帳で対比してみると肉桂色、くすんだ黄赤と説明がありました。色の表現は難しく、何時も手持ちの色の手帳と対比して、和色名で記す事にしていますが、微妙な違いでこれと言う事ができない事もしばしばです。

今年初めての織りは、サクラで染めた紬糸を経糸に、骨董市で手に入れた穴だらけのモスリンを緯に30cm程の幅の布を織り始めました。作品展に向けて縫い始めなければと思いつつ、どうしてもあのモスリンを織ってみたくて、とうとう織り始めたのです。これが終わったらリビングは縫物仕様にと、自分に言い聞かせて織っている意思薄弱のさくらです。


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