狂言の会

土曜日の午後、当地の市制施行50周年記念事業の狂言の会が開催されました。毎年隣町での狂言の会と、当地での狂言の会を楽しみにしているさくら親子ですが、当地での開催は何時も古い繊維研究所だった工場跡の会場で、暑さと狭さで演者も観客も大変でした。今回は産業文化センターのホールでの公演で、小さいながらも満員の観客と整った舞台で楽しい時間を満喫できたのでした。

「二人袴」「素囃子 早舞」「八尾」「髭櫓」と言う番組の後、山本東次郎師の狂言のお話はいつものように丁寧に分かりやすく楽しい時間で、4時間もの時間があっという間に思えるほど充実した時間でした。

今回は狂言では珍しい面を掛けての番組があり、帰宅してから山本東次郎家の「狂言の面」と言う写真集で、今日の舞台で使われた面を探して、ぺージを繰るのもまた楽しい時間となったのでした。