糸を使いきる

手持ちの綿麻の糸を経糸にして、もう少し残っているラフィアも使い切ろうと、織り始めました。何枚織れるのかわかりませんが、沢山あったラフィアがもう少しで終わりそうになって、ちょっとした満足感を感じています。この時期は毎年シジミの根付け作りに明け暮れていたのですが、今年の作品展をもってそれも最後にしたので、時間の余裕ができ、春以来織り三昧の日々だったのです。そのことに最近ふと気づいて、「あーそうだった」と今年ののんびりした日々を振り返って、自分で自分を追い込んでいた日々を思ったのでした。

そうして考えてみると、夏のお掃除は根付け作りが終わった8月の中旬頃からやっていたのだと思いだして、もう少し織りを楽しんで、この暑さに慣れてからと先送りすることにしたのです。そうするとやりたいことが次々と湧きあがってきて、優先順位をつけなければならなくなり、相変わらずの日々になりそうな気配になってきて、経験したことのないほどの酷暑にめげないで頑張りましょうと思うのでした。