次に

セーターを解いた毛糸で織っていたマットを織り上げて気を良くしたさくらは、もう一度糸の整理をと頂いたまま手元に置いてあった、古い絹糸のいろいろを6本取りにして織り始めました。手間がかかる割に思い通りではなく、思い切って前日の夜に織った糸を一段ずつ外し経糸も張り直しました。緯糸を思い切って細い細いリングヤーン6本取りにして織り始めました。メインの糸は段染めの糸なのでぼんやりとした2種類の色の縞模様になってまずまずの織り上がりになりそうです。糸が細いこともあって厚地にはならないものの、打ち込みを強くしたのでしっかりした織地になりそうで、仕上がりが楽しみになってきました。外した絹糸は経糸を替えてもう一度挑戦するつもりで整理ケースでひと休みです。経糸のアイディアも浮かんできたので織りに気が入っています。

 

リビングの外の景色も変化して、畑の奥のススキの穂はほうけて秋は確実に深まっています。今朝は朝から曇り空で昨日までの暑さが嘘のようです。猫ヒタの片隅で原種シクラメンが咲きはじめて我が家にも小さな秋が訪れました。ヒマワリを啄みに来ているのはシジュウカラとハトで、気がつくとスズメの姿はありません。娘は「庭を手入れして隠れる所がなくなったからじゃない」というのですが原因は分かりません。ハトは自由に地上を徘徊して我が物顔と言った感じです。もう少し秋が深まったら春に向けてビオラを植込む予定です。花が咲きはじめたローズマリーももう少し花と香りを楽しんでから刈り込むつもりです。あとは階段わきの手入れが終わればほぼ外回りの冬支度は終わりになります。

 

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