今月も近くの骨董市へ足を運んでみました。特に欲しいものを探してという事はなかったのですが、先月思いがけずの掘り出しものとなった、小さな版画を見つけたお店ではかなり古いと思われる、若い娘さん用だったらしい長めの袖丈の着物を見つけました。階段を上がったお店ではお正月用に丁度と思われる、タイの模様と「おめでたい」の字も楽しい小ぶりの鉢を見つけ、隣のお店では鉄鍋に目がとまり重さも気にならない程の嬉しい買い物になったのでした。以前から日本人に貧血の人が増えたのは鉄鍋を使わなくなったのも一因と聞いていたので、ならば我が家はお茶を良く飲むので鉄瓶を使ってみようと話していたのです。
思いがけず大きさも価格も手ごろな鍋が手に入ったので、今年のお節作りはこの鉄鍋を使って作りましょうと、昨日の午後は例年通りのささやかなお節作りにこのお鍋は大活躍でした。重いのは難点と言えば難点ですが、筋トレと思えばそれも苦にはなりません。手頃な居場所を確保してなるべくこの鍋を使う事を考えて、日々キッチンに立ちたいと思うのでした。
