久しぶりに高橋永順さんの『永順花図鑑』を開いてみました。30年ほど前に出版された著書で、永順さんの花扱いと文章も好きでよく目にしていましたが、写真が綺麗な彼女の本はさくらには高価でなかなか手が届かないものでした。何年か前に撤退してしまった駅前にあった「ブックオフ」で思いがけず格安価格で手に入れた「花図鑑」。優しい色と自然な扱いを久しぶりに目にして、心安らぐ思いを改めて感じられたひとときでした。
昨日はキッチンの換気扇の手入れを娘に任せてさくらは猫ヒタ手入れを。鉢植えの何種類かの草花の植え替えと、古い簡易温室を利用した手作り温室の手入れをして、少しだけの冬支度です。御近所から頂いた大きな巣箱は2階からおろして鉢スタンドの上にのせて、バラの下に置いてみました。存在感が大きくてここに野鳥が巣作りするのかと思うと、庭のアクセントにとも思っています。寒さが深まる前に地植えと共に大鉢にもビオラをと思っています。表面を耕して柔らかくなった猫ヒタの地表を今朝はシジュウカラが降りたってつつき回っています。バラのアーチも冬支度が終わり、猫ヒタは一気に寂しさが増したようです。