昨日の午後は暖かな日差しに誘われて気になっていた猫ヒタの手入れをしました。枯れ葉とシジュウカラ用のヒマワリの種の殻を片付けました。秋に植え込んだヒヤシンスが芽を出し、秋に株分けして植え替えたクリスマスローズがようやく咲き始め、今年は咲かないのかと思っていたフクジュソウも目が覚めるような黄色い花を開き始めました。このところシジュウカラとハトは人気がない猫ヒタで長いこと餌を啄み、水を飲むと温まった庭石の上でハトはのんびり日向ぼっこをしています。暑さの夏を無事乗り越えて粗末な手作りの温室で冬越ししたシクラメンもやっと開花時期を迎えました。昨日は隣の畑の隅の柿の木にコゲラが番で餌をさがしてしばらくの間トントン音を立てて上下していました。時々姿を見せてくれるコゲラはトントンと言う音で気がつくくらいで目立たない鳥ですが、白黒の羽と丸い姿がかわいらしく目を楽しませてくれます。
朝からの北風を押してウォーキングがてらのお使いに行ってきました。いつもの川も季節を知ってカモが4、50羽ほども泳いでいます。北口開発の手が入っている駅近の土地も次々に手が入り始めて、日々ウォーキングの楽しみがなくなっていくのが残念です。古い西洋館も教会もさくらが楽しみにしていた風景が少しずつ変わり、気がつくとその風景に慣らされている自分に気付くのです。以前の景色がどのようであったかも忘れて今になじんでいる自分が少し悲しく残念に思いつつ歩くことがしばしばです。