サクラの枝

ほぼ毎日の散歩の折に目にしていて、何時も欲しいなと思いながら周囲の目も気になることもあってなかなか行動に移せないでいましたが、陽気の良さに誘われてとうとう剪定ばさみとビニール袋を手に駅の北口の駐輪場脇の小径に出かけてきました。1週間ほど前に枝を切り降ろされて斜面に転がされていた大きな枝、いつも目にしながら「今切らなくても、もうすぐ咲くのに」と思いつつも「ちょっと早いけどいい色が出るかも」と言う相反した気持ちを持ちながら眺めていた大きなサクラの枝です。駅へ行きかう人の目を気にしつつも染めたい気持ちが勝り、持って行ったビニール袋を8分目ほどにして持ち帰りました。明るい日差しがさくらを行動的にしてくれます。

 

今日も朝から明るい日差しが注いで気持ちと共に体が動きたがっています。このところ少し体調が良いとは言えない状態が続いていたので、自分の中の「なんで?」という気持ちと、そう言うさくらに「何歳ですか?」と言ってくる娘の言葉に「わかってます」と言いつつの日々なのです。あれこれやりたい気持ちが先行しても行動が伴わないので思うことの半分ほどしか出来ないこのところです。今朝はリビングから見える巣箱から顔を出すシジュウカラを目にしたので、嬉しい気持ちが沸き上がって今日一日良い事がありそうな、さくらの体も動きそうな明るい予感を感じています。お布団を干して、いくつかの鉢を外に出して、昨日のサクラの枝の整理をして、買い置いた苗の地植えをしてと次々と今日の仕事が浮かんできます。「今日は頑張れそう」と独り言ちたのです。

 

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