青い空に

昨日の雪空が嘘のように晴れ渡った青空に、その青さを透かしたかのような白い月が浮かんでいます。つい3日ほど前には夜明け前のまだ薄暗い西の空に、黄赤に輝く月を認めていたのに。この「手遊び記」を書きながら朝の光に薄れていく月を眺めています。猫ヒタの雪はまだらに溶け、このところの乾燥に雨を待ち望んでいたとはいえ、久しぶりに降った重い雪に「こんなに降らなくても」と勝手な思いも湧きあがってくるわがままな人間たちです。

 

昨日の夕方には夜に入って凍ってはとの思いから、お隣の方と一緒に久しぶりに雪かきをしました。今朝になって感じた少しの肩の痛みに「雪かきのせいか」と納得し、腕など振り回してみたりしています。今日は明るい陽気に誘われて洗濯機を回し、暖かなベランダでお布団も干しましょうと雨戸も開け放し、明るい日差しを取り込んでやる気十分です。屋根の雪は輝いて目に眩しく、今日の暖かな日差しを約束してくれているようで、その明るさが自然に体を動かそうという気持ちになっています。