秋の夕暮れ

秋晴れの午後、出かける娘と一緒に近くのデパートまで、ミシン糸を買いに出かけました。気持よく晴れ渡った空に、菊、薔薇、山茶花アブチロンなどの花々が映え、気持ちの良いお散歩を兼ねた買い物となりました。

リヴィングのケージの中で飼っている、小さな黒いウサギは、飼い始めてそろそろ6、7年になり、年齢的にはもうお爺さんです。朝夕の餌やりと、トイレ掃除はさくらの仕事になっていますが、「可愛い、可愛い」と頭をなでるのは娘のほうです。「ふふふ」と笑うさくらに「可愛いでしょ、餌をあげる時になでてあげて」と時々言われますが、餌に気をとられている時には、それどころではありません。

今日も夕方の餌の時間が近くなって、ケージの中で騒ぎ始めたのを機に、出窓のカーテンを引きに行きました、まだ青味の残る空に痩せた白い月と、紅葉した柿の葉が映えて、此処でも秋を堪能したのでした。