早すぎた庭植え

花屋さんを素通りできないさくらは、10日ほど前にも食品の買い物途中で、ローダンセマムとデージーを目にしてつい幾株かを買って、帰りに引き取る約束をして買い物にいってきました。花粉症の娘を置いて出かけたので、相変わらずの大荷物を抱えての帰宅になりました。いつもは「また買ったの」という娘も、白と薄紅の可愛い花を見て「買ってきたの? かわいいね」春を連れ帰ったことを喜んでくれたようです。

 

少し早いと思いつつ以前買って鉢植えにしてあったミニガーベラと猫ヒタの隅に植え込みました。少し続いた暖かさが去って、このところの寒さに慌てて空いている鉢をかぶせて保温しています。明け方の気温は低くても陽射しは暖かく、日当たりのよいリビングは25度にもなるこの頃です。

 

暖かかったこの冬はダウンブーツも1度きりでもう出番がなさそうです。沢山あるクリスマスローズもほぼ全部の株が開花して、さくらは受粉の時期を楽しみにしています。以前白と黄色の花を受粉させた時は、親株とは違う黄色の花が咲いて嬉しかったのです。ただ1代交配では先祖返りしてしまうようで、差し上げた友人が普通の黄色になったと言っていたのです。育種家が何年もかけて安定した苗を作るまでの苦労がちょっぴり分かった話でした。我が家の鉢で自然交配した臙脂色の株から芽吹いた子株からは、葉色も花色も親株よりずっと濃い臙脂色の花が咲き、それはもう7年ほども褪せることなく濃い色で咲き続けているのです、これは偶然の賜物なのだと友人の話を聞きながら嬉しい気持ちが湧きあがってきました。

 

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