お花屋さんの片隅で

買い物ついでにいつも寄っているお花屋さん、何日か前にもなん株かの草花を買って帰り、狭い庭の植え場所を探して植え込んだばかりです。その際新しい花々の展示台とは別に、階段下の片隅に花の終わった何種類かの株が置かれていました。黒花の西洋オダマキがあり、花も終わってポットの土も乾いているのを見かけて、かわいそうに思って見ていたのです。今日はとうとう3株を買うことにしてレジに持っていくと、半額になっていた株をさらに割り引いてもらい、来年がさらに待ち遠しい思いで植え込みました。

 

木々の新芽が輝いて、常緑樹の古葉はすっかり乾いて、カラカラと硬質な乾いた音を立てて歩道を転がっていきます。朝のウォーキングも気持ちよく、通り沿いの家々のお庭では色とりどりの花々が目を楽しませてくれます。近くの川に群れていたカモたちも今は抱卵の時期らしく、今朝は1羽の雄を目にしただけでした。自宅近くでカモが孵ることをひそかに期待して、こんなにも長閑に日々を送れることに感謝です。