かせ繰り器

昨年の春から夏の初めにかけて染めた糸をそろそろ玉巻しようと思いたって、かせ繰り器と玉巻器巻きを取り出して巻き始めたところ、以前から調子の悪かったかせ繰り器がとうとう使えなくなってしまいました。さくらが織を初めて3代目のかせ繰り器です。ネットで探してみると海外製で木製のかせ繰り器が見つかりました。シンプルな形は最初から変わっておらず、シンプルだからこそ今も使われているのでしょうと思え、早速注文しました。4日ほどで届いたそれは白木つくりの素朴なもので、まだ未使用ですが今は機に糸が掛かっているので、それを織り上げた後に使いたいと楽しみにしているところです。

 

今日はウォーキングと思っていましたが、朝から厚い雲に覆われて冷たい風も吹いています。怠け心に引っ張られて織りに専念しています。老ウサギのスーも朝からケージの隅で寝入っています。10時になると空から白い物が落ち始めていよいよ今日は一日中お籠りの日となりそうな気配です。積もることはなさそうですが、気温も下がってきていよいよ織三昧へと気持ちは向いて、早く終わらせてかせ繰り器を使いたい思いが募ってきました。