買い求めた糸で

市内の機屋さんで求めた糸でストールを織っています。シェットランドシープウールの糸で、紡績糸のそれらは油のにおいが強く、縮絨の際には石鹸を使用して高温のお湯の中でその油分を落とすのです。以前使ったことのあるスコットランドの糸を求めた時に、1リットルのお湯に粉せっけん大匙1杯と言われました。それでも泡立たないほど油分の多い糸でした。油分の落ちた糸はふっくらと手触りがよくなって、機からおろした時とは違う風合いになります。2枚目も色違いで機にかけてただいま半分ほど織り進んだところです。

 

猫ヒタもこのところの寒気に朝は寒さに固まったように見えます。成長も遅くなってはいますが、ゆっくり咲いてゆっくり散っていきます。今年はスノードロップがもう芽を出して銀色がかった薄緑の芽がかわいらしく覗いています。「まだいいのに」と思いながらも楽しみながら眺めています。8本あるストックも10日ほど前から夜は寒さ除けをしているせいか花径を伸ばし、花を咲かせています。寒さに向かってもなお猫ヒタに花を求めてしまうのは花好きの性でしょうか。