少し厚手になった綿の手織布で直線縫いの上着を縫いました。経糸はサクラ染で、緯糸には有機栽培の手紡ぎ綿糸を使いました。少し分厚い布はさくらの技術では持て余し気味で、着られるようにはなったというくらいの出来で、娘の「かわいい」という言葉に慰められています。懲りずに次の仕立てを頑張りましょうと、これから型紙取りです。
猫ヒタのクリスマスローズが２輪３輪と開き始めました。元気に生い茂る葉の陰で俯き加減に咲く花は気付くと咲いているということが常で、今年も何時ものように仲良しのSさんの庭で、我が家の猫ヒタから株分けした白いクリスマスローズが咲いているのを知らされて、「うちはまだまだ」と話したのでした。寒さのなか地植えしてあったストックの寒さ除けを外していて、大きな葉陰でひっそりと咲いている白いクリスマスローズを見つけ、他の株元を覗いてみると何輪かの花を見つけました。地味な花ですがスノードロップの次に我が家に春を運んでくれる花です。
