2か月遅れで

2日程前のこと、郵便受けに入っていた娘宛の郵便物。テーブルの上のそれを見て、「これはお母さんの」「そうなの、なあに」「2か月遅れの誕生日プレゼント」そういえばさくらの誕生日の時、「ネットで注文したけど、3月か4月になるみたい、ごめんね」と言っていたのを思い出しました。開けてみると忌野清志郎のCD「夢助」です。ベスト盤で評判が良かったとのことで、選んでくれたようです。以前から彼のCDが欲しいと言っていたのを覚えていてのプレゼントでした。興味を引く番組がないテレビを消して早速聞いてみました。素直に自分の気持ちを歌い上げる彼の詩が好きで、その気持ちをそのままに歌う彼の純粋さが好きです。変わらず持ち続けた気持ちを大事に、子供の心を持ちつつ、世の中を真っ直ぐに見つめ続けて歌い続けて逝った人生、まだまだ歌い続けて欲しい人でした。

 

萎れてしまったサクラの花を落として、その枝を使って染めたサクラ染めの古い着物の胴裏と襦袢の端切れ、織の途中なのに裂き織り用にと昨日から裂き始めました。花に吸い取られたであろう色素は思いのほか残っていたらしく、2種類の絹布はどちらも薄い赤香と洗柿に染まりました。この裂糸を使って早く裂き織りをしたい気持ちが募ってきています。

 

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