ウォーキングのご褒美

2日程前の早朝のウォーキングでの事、このところの雨で久しぶりに川の水量が増えて心地よい朝のウォーキングを楽しんでいました。「ぴ、ぴ、ぴ」鋭い鳴き声に前方に目を向けると青い背中を輝かせてカワセミ下流に向かって飛んで行きました。水量の増えた川に餌をさがしに来たのでしょうか、暫く姿を見せていなかったので思わず「しばらく!」心が叫んでいました。けやき通りへの道を歩いているとこれも久しぶりの青い小さな小さなアサガオに出会いました。以前猫ヒタで目にしてから以来で、ずっと気になっていたアサガオです。1cmにも満たない花ですが、その色と小ささのせいか心に残る存在感でたまたま見つけた時は「こんなところで咲いていたの」と呟きたくなるほどでした。ツツジの植え込みの陰でその枝に絡んで、家に持ち帰られるのを拒んでいるようで「種になったら」と通り過ぎたのです。

 

その日はいつもと違うコース取りで遠回りのウォーキングでした。市民会館前の歩道を歩いていると、その生垣の植え込みの下に例のアサガオが何本も蔓を伸ばしていました。蔓が生垣まで届いていない苗の1本を抜いて家まで持ち帰りました。暫く水につけてからメド―セージを植えた深鉢の縁に植えました。細い蔓が伸びて青い小さなアサガオが目を楽しませてくれますように、ウォーキングのご褒美を頂いた気分で昨日は早朝に猫ヒタの手入れに精を出したのでした。