お花見

日曜日の午後、狂言を楽しんで帰宅したところ、猫ヒタの小さな水場に大きなサクラの一束が、切り口だけを水に浸けて置かれていました。すぐに「Sさんだ」と思いながら家に入るのももどかしく、大ぶりな鉢の花台にしていた大きな壺に、水を張って玄関先に。名前もわからない小さな薄紅色のサクラは、家への出入りのたびに目を楽しませてくれ、思いがけずのお花見を毎日楽しんでいます。お礼の電話にSさんは「よかった、よかった」といつもながらのさくらの喜びを喜んでくれて、そんなSさんにいつもながらの感謝を伝えたのでした。

 

我が家の猫ヒタもいよいよ春の訪れに、ミニスイセン、ヒヤシンス、ツルニチニチソウクリスマスローズ、スミレ、ビオラなどは咲き、デルフィニューム、チューリップ、ミニバラ、オダマキなどなどは元気に芽を伸ばし始めました。春はこれから、花の溢れるネコヒタを思いながら日々眺めめているのです。