3日かけて

経糸に張ったものの強度が足りなくて、だいぶ前に機からおろしていた綿麻の細い糸。緯糸に使おうと束ねて置いてあったものを、1本ずつ引き出しながら3個の玉に巻きました。何本あったのか覚えてはいませんが、細い糸なのでかなりの本数でしたが、一束を一玉に巻いて巻き終わるのに3日、やっと終わったところで計ってみると150g余り、元々の枷は170gなので、ほぼ一玉を使っていたのです。次に掛ける糸の用意が出来ているので、その緯糸に使えるかはまだ分かりませんが、一仕事終った気分です。

 

経糸用に整経した糸もありきりで、もう少し足りなかったので、合いそうな糸を探していたところ、段ボウル箱に仕舞ってあった何種類かの糸を見つけました。今日はこれらの枷のまま仕舞ってあった糸を玉巻きすることにしました。全部の糸が鉄媒染した糸で、どの種類もかなり濃い灰色の糸で、整経してある糸に合いそうに思え、少し頑張ってみようと道具類を揃えました。今日中には終わりそうにない糸を眺めて、「焦らない、焦らない」と言い聞かせています。