小さな巾着

おりひめで織り始めた木綿のレース織、経糸の張り方が弱かったのか少し気になって途中で始末をして小さな小さな布切れにして持ち帰りました。

おりひめ仲間に小さな袋にしたらと勧められていたのを思いだして、古い藍染の切れ端を中袋と口布にと考えて早速縫い始めました。赤紫の細い紐を通して出来上がり、縫いこみを少しにして口布分で少し丈が伸びて、生成りと藍と赤紫の色のバランスも程よくマッチした小さな、可愛い巾着となりました。

秋の風情を見せ始めた猫ヒタの一隅に、花が終わってお店番の原種シクラメンを買って植えておきました。そのシクラメンが思いがけず花を咲かせ始めたのです。葉は一枚も出ていないのに花芽だけが出ていたのは知っていましたが、まだ固い蕾に葉はこれからだと思っていましたからちょっとびっくり。まだまだ暑い猫ヒタの片隅で、けなげに咲いている小さな花に小さな秋を思うさくらです。


f:id:sakura1944:20210509165010j:plain:w200 f:id:sakura1944:20210509165020j:plain:w200
f:id:sakura1944:20210509165024j:plain:w200 f:id:sakura1944:20210509165015j:plain:w200