穴だらけのモスリン

毎月27日はさくらの住まう地域の愛宕さんの骨董市です。歴史は古くなくて、始まってまだ20年弱の骨董市です。小さな境内を利用して、通り端、次の台地、一番上の拝殿がある境内で、数えられる程度のお店が出ています。久し振りの骨董市に、娘を誘って買い物がてら行ってみました。

1月に伊豆の小さなギャラリーで開催される、「カード展」に出品するための古布を探すためです。目的のお店は一番上の境内です、あちこちのお店を覗きながら、思いがけないものを見つけて、両手にいっぱいの荷物も苦になりません。

一番の掘り出しものは、古い古い茜染めの、ごく薄い虫食い穴だらけのモスリンです。虫穴がなければ、そのままマフラーとして使いたい程の物ですが、その用に耐えられないほどの虫食い穴です。早速洗って、数え切れないほどの繕い箇所の布を解いてアイロンを掛けました。なるべく細く裂いて、優しい手触りの布に仕上げたいと思っています。


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