伊豆の義姉から電話がありました。「アートフェスが終わる事になったの」聞き返す程の驚きでした。「何時まで続くのかしら」という話は前からしてはいたのですが、「今年で？」というのが本音です。実行委員の方々も高齢であり、今までの運営方針を引き継ぐ人材もなかなかいないのかな？という思いも感じていました。次に向かって引き継いでいく方々の、運営方法に賛同できれば参加したいとは思っていますが、今のところどのような形になるのか分かっていません。住人参加型の文化祭と、とらえているさくらの思いに近い運営方針になるものならば、参加するつもりでいますが、今のところは未知数の状態で、さくらとしてはただただ織りたい気持ちを優先して今まで通りの日々をと思っています。
作品展へ向けて、何時もの根付作りも着々と進んでいます。550個余りの準備が整って、布をかぶせた蜆に紐をつける作業がこれから始まります。「今年は早く終わりそう」な気がしてちょっとご機嫌です。ご機嫌ついでに、以前染めた絹の糸を使ってストールを織っています「今日は織り三昧の一日にしようっと」一人ごちてアートフェス終了ショックを乗り越えることに「来年もお会いしましょう」と約束した方々を思い浮かべながら。
(2011年伊豆高原アートフェスにて)
