スイートピー

6月に当地で毎年開催される狂言の会が催されるとの広報の記事に、仲良しのSさんを誘い、娘と3人で行く予定で隣駅の会場までチケットを買いに行きました。昨日は彼女の誕生日だったので、そのお祝いも兼ねて駅隣の小さなお花屋さんで、バラを1本添えてプレゼントしようと思って出かけました。狂言の会は中止に、お花屋さんではバラは無く、代わりにスイートピーを20本、とりどりの色を入れていただいてブーケにしてもらいました。サービスに5本も余分に入れてくれたブーケは、手にしているだけで心弾み、久しぶりのこともあって明るい気持ちで何時もの坂道を上がったのでした。

 

少し前のこと、猫ヒタを眺めながら一人お茶をしていた時のこと、「今年はウグイスが良く啼くなあ」と思いながらそろそろ終わりに近づいたローズマリーの花を眺めていると、ヒマワリの籠にスズメ、近くで「ヂヂ、ヂヂ」とシジュウカラは自分の番だと言わんばかりに鳴きたてています。枝を伸ばしたブルーベリーの下での出来事です。そのブルーベリーのつぼ型の小さな花にはメジロが蜜を吸いにきています、長閑な午後のひと時のことです。