庭は

外出の自粛要請が続く世の中ですが、我が家の猫ヒタは裏腹ににぎやかに春を迎えています。モッコウバラは玄関から出るさくらを迎えるように香り、オダマキ、アフリカンアイズ、デージーヒメウツギは花を、カザグルマ、ツルバラ、ガザニア、ラベンダー、レースフラワーは新芽を伸ばして緑があふれています。シジュウカラの子育てもいよいよ忙しくなって、子育てに懸命です。小さな命の子育ては健気で、さくらは時々リビングのガラス戸越しに巣に出入する親鳥を眺めています。「今年は巣立ちが見られるといいね」と楽しみにしているのです。

 

自粛、自粛で世界が小さくなってしまったように感じる日々ですが、身近にある喜びを受け止めて、一日一日を過ごしたいと思っています。それにしても頼りない政治家にこの国を託してしまった私たち、責任を感じてしまう今日この頃でもあります。この事態が収まった時、日本はどのような国になっているのかと今は想像さえできない状況です。せめて自分らしくいることに頑張ってとも思うのです。