冷たい雨

昨日も今日も思いがけずの冷たい雨に見舞われて機の前で日を過ごしています。伊豆から帰ってシジュウカラ用にヒマワリの種を籠に入れてあげるようになって、番らしいシジュウカラが朝から雨の中を元気に啄みに来る姿に慰められています。来年の春に向けてこの頃から営巣場所を探しに来てもいるのです。今年の子育ては抱卵中に枯れてしまったバラの引き抜きなどをやったためか巣立った様子を確認できず、夏になって巣箱の掃除をしてみると殻と共に帰らなかった数個の卵が残っていました。「ごめんね」の思いと共に「来年はね」と呟いて巣箱の掃除をしたのでした。

 

伊豆から帰ったら庭の手入れをと思っていたので、季節を先取りの冷え込みと雨にちょっとがっかりです。テレビの画面には55年ぶりの寒さを伝えてますます寒さを感じて羽織る物に手を伸ばしています。伊豆行の前に草木染で染めてあった糸の整理をして機に掛けたキビソ糸の4m程を織り上げ、続けて同じものを織っています。キビソのお風呂タオルは顔、体洗いに丁度良く肌もすべすべになってさくらの愛用品です。バリバリのタオルがお湯に浸すと嘘のように柔らかになり、肌に心地よく使い続けています。今のうちにあるだけの糸を使って作り置きするつもりで織っています。