小春日和

午前中の曇り空に打って変わった小春日和に誘われて早い昼食をとった後ウォーキングに。吹く風も心地よいほどの陽気になった川沿いの道はサザンカが咲き、スイセンが葉を伸ばしカラスウリは輝いてひときわ目を引いて青空に映えています。いつものコースで駅前の大きな団地の通路を通って中の小さな公園まで来た時、大きなイチョウの木が見事に黄葉を散らして絨毯を敷いたようです。団地を抜けた後ふと振り返ってみると青空に今見上げてきたイチョウの大木が輝いています。眩しいくらいの光景を眺めながら「ウクライナの色ね」と心のつぶやきが聞こえ心がキュンと切なく、ウクライナの空は今何色なのかと寒さに向かう彼の地を思いました。

 

仲良しのSさんが届けてくれた「どんぐりのはかま」でもう一度と糸を染めてみました。絹とレーヨンが絡んだ糸は銀鼠(明るい灰色)に、強い撚りのかかった麻糸は薄鈍色(明るい灰色)に染まって、鉄媒染が好きなさくらには嬉しい灰色の糸が一挙に集まった感じです。家居を余儀なくされているSさんに見てもらいたいとこれから糸を持参しようかと思っています。