あと3日の

今年もあと3日、口癖のように世の中にあふれる「今年ももうすぐお終いね」毎年繰り返されるこの言葉ですが、今年ほどこの年が早く終わって地球上のあらゆる紛争が終わって欲しいと思った年はありませんでした。地球上のどこかではいつも戦争があり、日本にいれば戦後ずーっと平和が保たれてきたと思わされてきた気がします。それが今年のロシアによるウクライナ侵攻では次々と流される情報によって一気に戦争が身近に感じられ、ロシアのそれが日本であってもと思えるほどでした。だから防衛費の増額を容認できるというものでもないのですが、賛成票を投じる人々も少なくないのもわかる気がします。それでも戦争放棄の思いを大切に、凛とした姿勢を貫いて欲しいと切に願う年の瀬です。

 

今日はいよいよお正月料理の支度です。お節と言えるほどの物を作るわけではないのですが、少しだけ改まったお料理をと結婚以来ずーっと同じものを作り続けています。世の中では年ごとに豪華なお節の広告が溢れていますが、我が家ではいつもの煮物は少し丁寧に、普段は食べない栗きんとん、カズノコ、錦卵、なますなどなどを手作りして元日の朝を祝うのです。お節と言われると恥ずかしいほどの祝い膳ですが、ささやかな我が家の、さくらの心からの新年の食卓です。今年もあと3日をつつがなく過ごして新年を迎えられますように。