木綿糸で

だいぶ前に草木染にした3種類の糸、鉄媒染して灰色にしたのは確かですが、何で染めたかはわからず仕舞いです。筬通しに苦労した今回は、40羽と言って筬目が細かく、通し終って一休みしたくらいでした。緯糸はこれも染材不明のごく薄い灰色の綿糸と、ガラ紡糸を1段おきにして織り始めました。4m強に織り上げる予定に経糸を掛けましたが、3種類の糸の経糸は張ってみると収縮率が違うため、部分的に緩みが出ることもあって、おもりを提げて調整しています。薄手の綿布が織れたら、もう一度綿布をと思いながら、織り始めたばかりの作業を楽しんでいます。

 

強風と寒の戻りで、猫ヒタの草花の寒さ対策に気を揉むこのところです。低温に弱い草花にはもう一度囲いをして夜の気温低下に備えます。やっと咲いた小さなスイセンも、こんもり盛り上がるように咲いているビオラも、この寒さに耐えますようにと願っています。南からの強風に、吹き付けている大粒の雨もすぐ止んで、小さな青空が覗いています。忙しい陽気の中を、キジバトシジュウカラも餌をあさりに猫ヒタを訪れています。週末からの春を期待して今週は家遊びです。