9月に

9月になって早くも1週間が過ぎました。「手遊び記」を書き始めて10年超が過ぎて今年は筆が進まない日が多く、何故なのか考えることが度々でした。今年も残るところ4か月を切った今思うことは世界も日本も心をかき乱されることが多々あって、そのことが今も継続しているという事です。朝日歌壇から常連の若者の2首を見つけて明るい気持ちになったのは、嬉しさとやりきれなさのないまぜになった複雑な心のあり様なのでしょうか。

 

   人間ものせたらいいのかもしれないきけんゆうどく生物図鑑

                       山添 聡介

   先輩に同行お得意先回り犬の名前もちゃんとメモする

                       松田 梨子

 

2年間続けた「手作りのお店 コスモス」。思うようにいかなかった2年間を経て夏休みが終わりに近づいた日にSさんに電話をしたところ「続けるかどうか迷っている」との話に「自分の思いのままに」と話したところ、ここで閉じることになりました。御主人の車でさくらの作品と展示用の諸々の品物を運んでもらいました。遊び部屋いっぱいに運び込まれたそれらを昨日は一日かけて整理しました。細かな整理は後回しにしてとりあえずの整理であふれ返っていた品々が片付き、これからはそれらの作品を種類別に分けて細かく整理していくつもりです。さくらの手に負えなくなった時に整理してくれる人の手に余ることがないようにと思いつつ「でも手に余るのだろうな」とも思いながら。