3日ほど前の朝、川沿いの土手を久しぶりの思いで歩きました。少し見ないうちにヒガンバナが咲き始め、ムラサキシキブの実が朝日に輝いて目を楽しませてくれます。空気が澄んで秋の鋭い日差しが直接肌を刺すように感じて日差しが強くなる前に歩くように心がけています。街路樹のサルスベリ縮緬細工のような花が散って季節の変わり目を知らせています。いつの間にか秋が訪れ、何時ものようにいつの間にか、いつの間にかと思いながら次の季節を迎えるのが常なのです。

 

季節の贈り物、栗が出回って先日は久しぶりに夕飯に栗ご飯をつくりました。手のかかるクリはついつい億劫になってしまいがちですが、今年は思いたって渋皮煮を作ってみることに。一晩水につけたクリの鬼皮をむき始めました。1㎏程のクリの皮をむくのは根気がいりますが今日は頑張ってみたいと思っています。おりひめ仲間のSさんは毎年梅仕事、栗仕事といってまめに季節ごとの手仕事を楽しんでいます。10月の初めに久しぶりに訪ねる伊豆へのお土産に、手作りのブルーベリージャム、手作り甘酒、渋皮煮をと思いながらキッチンに立っています。