スイセン

歩いて20分程のスーパーに買物に行ってきました。ウサギを飼っていた時は、ひと月に1度ほどの割合で、ヒマワリの種を買いに行っていたスーパーですが、ウサギが亡くなってからは、遠いこともあり前ほど行くことも無くなっていました。今日は新聞や雑紙などを入れるための紙袋を求めに、久しぶりにそのスーパーまで出かけてきました。暮れの日曜日という事もあり、なんとなくいつもと違う雰囲気の店内は、正月用品で溢れています。いつものことながら、花売り場の花台にも切り花、鉢花のとりどりがさくらの心を見透かすように、華やかさに溢れています。今年の夏は4年ほど咲かせてきたシクラメンを枯らしてしまったのです。薄い紫味の薄紅色のシクラメンを籠に入れ、持ち帰れる程度の箱に入ったミカンと一緒にレジに並びました。帰り道では川沿いの土手で、蕾を付けたスイセンを手に帰宅しました。

 

このところの寒さで、猫ヒタの草花もすっかり元気がなくなって、やっと咲き始めていたガーベラはすっかりうなだれ、さとのという名前の小さなキクは白い花が薄桃色に変化してそろそろ花時も終わりです。植えてから3年ほどたった原種のスイセンは、植えてから毎年、糸のように細い葉だけを茂らせていたのが、今年初めて薄い黄色の小さな花を一輪咲かせました。嬉しくて庭に下りるたびに眺める日々です。野鳥の為の水場も暖かな日はメジロが水浴びをしていましたが、昨日今日は氷が張っていて、昨日は水浴びが忘れられなかったのか、メジロが氷の上に下りてしまい、慌てて飛び立っていきました。思わず笑ってしまい「ごめん」と独り言ちました。長閑な日々に感謝です。