シジュウカラのおこぼれで

猫ヒタを訪れるシジュウカラの為にヒマワリの種を籠に入れてバラのアーチに掛けるようになって何年かが経っています。最初の頃は近くのスーパーに置いてある種を入れて置いたのですが、隣の畑のリンゴの木の下に落ちている大きな種の殻が気になっていました。猫ヒタに落ちている殻も勿論気になっていたところ、息子に連れて行ってもらっている大型店で小粒のヒマワリの種を見つけました。種その物も美しくシジュウカラには丁度よい大きさに思えて、それからは小粒のヒマワリの種を籠に入れるようにしていますが、食べられないまま庭にこぼれて居ます。今年は芽の出た苗を育ててみました。小さな種からこんなに大きくと思うほどに育った1本の隣にその半分ほどにひっそりと芽を出していた1本にも蕾がついて、小さいほうの蕾が遠慮がちに開いてリビングを明るく彩ってくれています。ウクライナの花と思いつつ育ててきたヒマワリに平和への願いを託し、ささやかな反戦の気持ちをと思うさくらです。