3月

今年も

楽しみにしていた山本東次郎家一門の狂言の会に行ってきました。地元入間川にちなんだ狂言を観る会として、24回を迎えた「狂言入間川を観る会」ですが、今年傘寿を迎えられた東次郎師を祝う会ともなって、師の「花子」を最後に観賞し、お話の後はこの会の立…

デルフィニュームとクリスマスローズ

月曜日、作品展の最終作業であるアルバム作りに何人かのおりひめ仲間と工房に集まりました。2度目の作業だったこともあり、午後2時過ぎには工房を後にしました。駅までの途中の花屋さんの店先に芽かきのブロッコリーが並んでいます、それを手にレジに並んだ…

生越の梅

仲良しのSさんが観梅の帰りに紅白の梅の枝を届けてくれました。生越梅林に行ってきた帰りで、大きな蕗の薹も一緒、リビングは一気に春の香りに包まれました。テーブルの小さなサクラの枝もほぼ満開で、いつもながらのこの時期の嬉しい贈り物です。昨日織りあ…

行ってきました

おりひめ仲間のIさんが所属しているホームスパンのアトリエの作品展に、最終日の昨日出かけてきました。おりひめ仲間の何人かの方にもお会いしました。染め、糸紡ぎ、織りの全工程を一人でこなす大変さを思うとき、ただ織るだけの自分の手遊びの軽さを考えさ…

サクラの枝

染物用に送って頂いたサクラの小枝を刻んだ折に、お気に入りの小ぶりな器に剣山を入れて差しておきました。10日ほど経った今朝、伸びていた花芽の緑の先にうっすらと花弁がのぞき始めています。植物の力強さを感じた朝です、猫ヒタのフクジュソウ、チューリ…

鎌倉へ

「気分転換に」と娘に誘われて、久し振りに鎌倉に行ってきました。独身時代に、仕事がらみで定期的に行っていた鎌倉ですが、すっかり落ち着きの無い都市になっていました。目に止まったいくつかの品物を買い込んで、早めに帰宅しました。それでもいくつかの…

アートフェスに向けて

機にかけてあった麻の織り物が終わったので、少し前からリビングは縫物仕様になっています。手始めは袋物から、ポシェットが2個でき上がり、今度は少し大きめの手提げをと思って裁断した所です。何時も通り、表布に会う形、提げ手、裏布などを、その都度考え…

春の花々

雨上がりの朝です。冷たい北西の風の中、老ウサギ スーの餌を買いに、少し遠いスーパーまで行き、帰りは自宅近くのデパートで食料を買い入れて、大荷物を持って帰宅しました。明るい陽の光の中、レンギョウ、スイセン、ナノハナ、ビオラ、オキザリスなどの黄…

狂言を観る

「狂言入間川を観る会」主催の狂言観賞会に行ってきました。久し振りに娘と一緒に和服で出かけてきました。今年で23回というこの会は、さくらが以前住んでいた隣町での公民館活動の、「古典を読む会」の指導者の西沢氏を中心に始まったボランティア活動です…

”押し上”へ

仲良しのSさんと”押し上”の「たばこと塩の博物館」に昨日行ってきました。新聞広告で見ていたのですが、少し遠方という事もあり迷っていました。テレビの「日曜美術館」に背中を押されたような気持ちになり、Sさんを誘ったのです。企画展の「西アジア遊牧民…

春間近

はぼ毎日の習慣になっているウォーキング、今朝も娘の出勤と一緒に出かけてきました。駅までの少しの時間、お喋りしながら駅前の小さなロータリー脇で左右に分かれます。線路を右に、緩やかな坂道を下りながら見えるのは、秩父の山並です。気がつくと、景色…

久し振りの映画

久し振りに娘と映画を観てきました。「彼らが本気で編む時は」男として、女として、母として、子として、全てを考えた上で人間を考えさせられた映画でした。大人は勿論ですが、中学生、高校生の若者達にこそ観て欲しいと心から思った映画でした。昨日の期日…

???の世界

この2日ほどの朝は久し振りの厳しい寒さで、猫ヒタの草花は皆うなだれて寒さに耐えていました。今朝は目覚めた時から今日は暖かそうと思いながら、雨戸を引いてみると、目の前のクリスマスローズは、皆元気に花茎を伸ばしています。陽射しも明るく、今日これ…

Yさん

さくらがおりひめ工房に通い始めたきっかけは、その何年か前に回りまわって、さくらの手許にやってきた、おりひめ手織り機がきっかけでした。若い頃に手織のマフラーを頂いた事があり、手仕事に興味を持っていた事もあって、何時かと思いながら随分長い事時…

クリスマスローズ

今朝は久しぶりにウォーキングに出かけてきました。あれこれこなさなければならない事があって、出かけられないでいました。久し振りの道端にはイヌフグリの青、ホトケノザの赤紫、ナズナの白など、春の野草が花をつけ始めて目を楽しませてくれます。野鳥の…

3月

今日から弥生3月、明るくなった陽射しは気持を軽く、やる気を出させてくれます。さくらの寝室の古い和箪笥の上から、小さなお仏壇が無くなって、何とはなしに部屋の空気が頼りない感じになっています。これを機会に寝室の模様替えを考えたいと思うようになり…

お花見

今日も暖かな朝を迎えて仲良しのSさんに電話をしました。「サクラを見に来ない?」のお誘いに「支度してすぐ行くから」と隣町の公園目指し、木綿のシャツに着替え、スニーカーに歩数計をつけて家を出ました。公園の桜は丁度見頃、お喋りをしながら一回りの後…

春の猫ヒタ

昨夜の激しい雷雨がウソのような、晴れあがった空と暖かな陽気に誘われて庭に下りてみました。ついこの間まで葉の間から覗いていたチューリップの蕾が、暖かな陽に向かって伸びをしているように、ごく薄い黄色の花を開き始めていました。植えっぱなしにして…

1週間ほど前から泣き声が聞こえるようになった鶯、前の畑の隅の小さな竹やぶからのようで、毎朝雨戸を開ける時も、つい静かに静かにと思いながら雨戸を引いています。昨日は何気なく開けたリビングのガラス戸で、畑にいたコジュケイの番いを驚かせてしまい、…

ストールを

5月と言う季節とさくら一人でのスペース使用を思う時、おりひめの作品展で出品しなかった作品とその出品数を考えてしまいます。染めてあった絹とレーヨンのループヤーンと、ごく細い麻糸でストールを織っています。ループヤーンの肌触りが以外にサラッとして…

春の雨

昨夜遅くからの雨は文字通りの春雨で、出勤の娘を送り出しに庭に下りても、さほどの寒さは感じません。昨日は伸び放題だったアブチロンの枝を、根元近くまで刈り込んで、新芽が出るのを期待する事に。猫ヒタのそちこちに植えたビオラも、このところの暖かさ…

たくさんの桜染め

先週の1週間は大島桜の小枝を何度も煮出して絹布、木綿糸、毛糸とたくさんの糸をを染めました。叔母のの長襦袢だった絹布は芝翫茶(やわらかい赤味の茶)に、木綿糸は肌色と赤香(赤味がかった香色)に、ウールの毛糸は洗朱(黄色みを帯びた、丹色に近い薄い…

大島ザクラ

伊豆から届いた大島ザクラはさくらが小枝をと頼んだこともあって、樹皮もピカピカの少女のような細い幹に5ミリほどの、小さな小さな葉芽とも花芽とも判別できないほどの芽をつけた小枝でした。伊豆の義姉は「分からないけれど何本か水に入れたわ」と話してい…

春の花々

先日Sさんが来た時に持って来てくれたクリスマスローズ「わあー可愛い、いい色ね、株で買ったの?」「さくらさんがくれたたのよ」「???」2年ほど前に、こぼれ種で増えてしまったクリスマスローズを、「いらない?」「いるいる」ということで、何株か運ん…

桜染め

伊豆から届いた大島桜の小枝で木綿の糸を染めました。濃染材を使わないで染めましたが、クエン酸の媒染で赤香(やわらかい黄赤)に染まりました。もう一度染め重ねようと思っていましたが、残りの染汁に3回ほど煮出した液を足し、何度か煮詰めた後に、バリ島…

少しだけゆっくり

5月の伊豆に向けて作業をと思いつつ、楽しみながらの気持ちで機に向かっています。昨日はおりひめでした、大きな機で原毛を織りこんでマットを織り始めています。気ままに買った原毛で、思いついたままに織り始めたものですが、遅々として進まずと言った感じ…

テレビで

時々見るテレビ番組にBS日テレの土曜夜「小さな村イタリア」と言う番組があります。久し振りに見た今回は、イタリア北部、フランス国境に近いヴァレグリサンシェ村の、30代の女性二人が取り上げられていました。一人は故郷で教師に、もう一人はこの地に古…

狂言の会

今年で21回目となる大蔵流狂言の会があり、着付けサークルの仲間と楽しんできました。今年は狭山市制60周年記念ということなのか、秘曲と言われる「釣狐」が演じられました。最後には則孝師の3人のお子様方(3人ともが女児)による小舞が演じられ、可愛い演…

春分の日に

風邪をひいてしまい、今年の墓参はお彼岸が終わってからと決め込んで、この1週間ほど自宅に引き籠って過ごしました。その間に日足は伸び、2、3日前から昼の時間が夜の時間を超えたと知り、朝の冷たさもさほど感じなくなっていた事に改めて気付いたのでした。…

3年目のクリスマスローズ

クリスマスローズが好きなさくらは花好きの常で、ついつい季節ごとに猫ヒタに花を植えてしまいます。クリスマスローズはいつも緑の葉を眺められ、花も長く楽しめる事もあって、手に入れてからもう10年もたつ株は、友人知人にも分けて楽しんでもらっています…