2017年

芸術の秋?

少し前の夕刊に”荘村清志、70歳記念リサイタル”のタイトルの記事を見つけました。以前から知ってはいても、その音を実際に聞いた事はありませんでした。ナルシソ・イエペスに学んだ彼らしく、スペインゆかりの曲をソロで演奏するとともに、「プラテ―ロとわた…

東京スピニングパーティー

今年も東京スピニングパーティーが開催されている錦糸町まで、仲良しのSさんと出かけてきました。100か所ほどのブースがあり、それぞれがそれぞれの思いのこもったブースばかりです。以前から知っていたり、情報として知っているブース、糸や染料、染材、布…

織りを

ほぼひと月ぶりに機に糸を掛けました。夕焼け色が好きという依頼を受けて、気に入るかどうか自信がないままに、さくらの思う夕焼け色の布を織っています。人それぞれの思いの色があり、言葉では表せない色を表現するのは大変です。結局はさくら好みの布にな…

河原で

娘の連休の2日目の昨日、駅一つ隣にある文化施設で、11月に開催される雅楽のコンサートのチケットを買いに出かけました。この施設は、織物産業が盛んだった当地にあった、繊維研究所の建物を利用して作られ、織物、染め、コンサート、演劇、各種展示会など、…

所在なく

朝からの所在ない気分の故が分からないまま、ぼんやり西の空を眺めていました。テレビでは台風情報が流されていますが、西の空は雲を押しのけて青空が細く長く、雨の情報を否定するように覗いています。突然浮かんだのは、病を得て入院中のIさんに会いに行…

久し振りに

何日も雨に降りこめられて、ウォーキングも暫くお休みになっていました。今朝は久し振りに起きぬけの時間に雨がなく、ウォーキングに出かけました。このところの雨降りで、いくらか増した川の水量に、10羽程のカモが泳いでいます。土手の周辺も草が刈られて…

お洗濯

久し振りに少し青空がのぞいた朝です。昨日までの雨で今日は蒸し暑い日になりそうですが、それでも溜まっていた洗濯物を洗いましょうと、起きぬけから洗濯機を3回、もう1度と思ったものの、ベランダいっぱいになった洗濯物に諦めて、手洗いを1度でお洗濯…

ありがとう

昨日は念願だったさくらの部屋の片づけができました。何年か前に敷き込んだ6畳間の上敷きを裏返そうと思っていたので、子どもたちに頼んでいたのです。前日から下準備をと、引き出しを抜いて隣の部屋に運び込んでおきました。二人が出かけている間に、箪笥を…

今日も買い物に

お米など重いものの買い物がある時は、できるだけ娘の休みの日に一緒に買い物に出かけます。昨日もお米の他の買い物もあったので、二人で出掛けてきました。「お兄ちゃん明後日来るんでしょ?」「お魚でも食べさせてあげたいから、明日も少し買いに来るわ」…

曇り空の下で

夜明けが遅くなったのと、今朝は曇り空という事も手伝って、朝の4時半はまだ薄暗く、ヒヨドリの声だけが響き渡っています。今日からお掃除週間と思いながら、いつもより幾分の涼しさが感じられる事に、気分良く床から離れました。暗い空からは糸のような秘か…

収穫

ブルーベリーの2度目の収穫をしました。10日ほど前に今年初めての収穫をした時は300gほど採れたのですが、ヒヨドリに加えて今年はスズメも加わって、毎日早朝から啄みに来る鳥達を時々追いやりながら、半ば諦めつつ10日ほどが過ぎたので、「そろそろいいか…

次に

昨日の午前中に織り上がったストールの房作りが終わり、柔軟剤で仕上げて陰干ししました。絹の夏糸の始末が済み、少しの満足感のなかコーヒータイムを楽しみながら、次の作業の計画を立てています。夏の少し丁寧な家の掃除を何時にしようかと迷いながら、や…

もう一枚

草木染めしてあった絹の夏糸を使い切ってしまおうと、同じ織りで5枚のストールを織り上げました。最後の1枚のための整径を終えて、糸は機に掛けられる時を待っています。少しずつ残ってしまう糸を使って、経糸は何色かの糸を掛け、緯は1色で織り上げました。…

伊豆高原アートフェス

伊豆の義姉から電話がありました。「アートフェスが終わる事になったの」聞き返す程の驚きでした。「何時まで続くのかしら」という話は前からしてはいたのですが、「今年で?」というのが本音です。実行委員の方々も高齢であり、今までの運営方針を引き継ぐ…

カワセミ

日々のウォーキングは続けることが大事と分かってはいても、続ける事の難しさはいつもながら思う所です。それでも時々出会うご褒美のような時間に元気づけられ「行ってこよう!」と、自分で自分を励ましたりするのです。今朝の空は曇り空、涼やかな風も少しあ…

ぴっかぴかの

今日も朝から防災無線で、熱中症への注意喚起の放送が流れています。早めにゴミを出さなければと、庭に降りてふと目に入った庭の隅、いくつかの新聞紙の包みが置いてありました。昨日の夕方の雨にぬれて、手で触れると破れた中にキュウリが見えました。「畑…

おしろい花

川端の土手を歩いていると、人の手が入った植え込みではグラジオラス、フウチョウカ、ダリアなど栽培種の草花が咲き誇っていますが、草むらでは手入れされていないにも拘らず、名もない花々が元気です。その中でこの時期元気なのがおしろい花です。濃い紅色…

猫ヒタ手入れ

昨日の朝は早くから猫ヒタの手入れに精を出しました。前日に買い置いた、何種類かの苗を植えこ込もうと思っていたので、起き抜けの5時には庭に降りて、大きなゴミ袋いっぱいに枝葉と草を詰め込みました。梅雨も終わりに近く、何時ものようにセージなどの生い…

勘違い

草木染めのシルクの糸を使って2枚のストールを織り上げました。おりひめ仲間に見てもらい、Kさんはその織が気に入ってくれて、自分も手持ちの糸で織ってみると言ってくれました。その後何日かして、参考にしている織譜を何気なく眺めていて、しまったと気づ…

台風

台風が発生した情報が発せられてから、自動車並みの早さで日本列島を通り抜けて行った後、当地では情報程の風も雨の被害もなく、今朝は早くから鳥の囀りが目覚ましとなって、何時もの朝のウォーキングに出かけてきました。昨年の秋の台風被害の護岸工事の工…

生憎の

暫く前から猫ヒタの手入れをと思いつつ、お天気とさくらの都合が合わないまま、今朝も張り切って起き抜けに身支度を整えて表に出てみると、生憎の雨空です。諦めて朝湯に体を沈めて今日の予定の練り直しです。時間が空いたので、少し前に買って時々開いては…

団栗と小豆

団栗で染めた白つるばみ色(赤味の明るい灰黄)の絹糸を経糸として少し細かい筬目で機に掛けました。緯には林檎で染めた白練の糸を考えていましたが、合わせてみると気に入らなくて、小豆でごくごく薄い梅鼠(灰赤)に染まった糸を合わせてストールを織り上…

郭公

昨日の朝早く、遠くに郭公の声を聞きました。何年振りかの気がして、娘に「今朝郭公の声を聞いたわ」「久し振りだね」と会話して、何かほっとした気持ちになったのでした。近くで啼く野鳥の声が少なくなって久しく、特にこの時期に啼く郭公の声は、何故かさ…

民主主義?

小さな疑問が大きな疑問になり、疑問が疑問のまま残って、今朝とうとう強行採決という形で決定しました。民主主義をこのようなやり方で壊していくのが、国民の代表と自ら胸を張る人々なのです。賛成の人も、反対の人も十分議論し尽くしたと言えるのでしょう…

草木染め

久し振りに草木染めをしています。今年のアートフェスでは、昨年の春に大島サクラで染めた糸を織った布で、ブラウスや布のままでの展示で良い評価を頂きました。自宅に戻ってから、来年に向けての初めの一歩に、剪定したブルーベリーとローズマリーで染めて…

着物あれこれ

着物が好きなさくら親子ですが、そうそう新しく作ることも出来ないということと、古い着物の中には、今ではなかなか無いような柄行きの物があります。いまどきの体型の娘には、そのままでは着られないものがほとんどで、一昨年の暮れ頃から、今のうちに直し…

届いた機で

昨年の夏の終わりに注文していた機が届いたので、娘の手を借りて組み立てました。伊豆へ持って行くために織り途中で機からおろして、切っておいた織り残しの経糸を使いきろうと、機に掛ける事にしました。茶色の細いウールの糸に合わせて緯を選びましたが、…

猫ヒタ手入れ

朝からの良い天気に、娘を送り出してから猫ヒタの手入れに精を出しました。咲き終ったバラから始め、元気なローズマリーの伸びた枝を刈り込んで、大きなゴミ袋2袋がいっぱいになりました。今年は花の時期がずれたため、ワビスケの枝も伸び放題になってしまい…

帰宅

ひと月の伊豆滞在から帰宅しました。今年は中抜けする事もなく、ひと月まるまるを伊豆で過ごしての帰宅でした。何時もの出会いと、初めての出会いとを経験して、今年も楽しく、嬉しく、そして忙しい日々を感謝のうちに終える事が出来ました。今週は伊豆から…

間もなく

もう少しという思いで機に掛けてあった、コースターを織り上げ、糊付けとアイロンで仕上げたので、いよいよ伊豆へ向けて発送の準備です。段ボール4個の中は作品と、伊豆滞在中の手仕事の材料です。あとの一箱はサクラの私物いろいろを入れて、都合5個の段ボ…